"La brillance de la reine"-Art Column-

バロック様式シャンデリア-光を纏う世界

 ドレスLa brillance de la reineは、近世ヨーロッパのバロック様式シャンデリアにインスパイアされ、ジュエリーや彫刻などを豪華にコラージュし、デザインされたものである。

 ガラスのシャンデリアは16世紀にヴェネツィアからヨーロッパに広まった。特に17世紀から18世紀にかけて、バロック様式などのシャンデリアが王侯貴族たちに好まれていた。豪華で装飾的なデザインがバロック様式のシャンデリアの特徴であった。彫刻、クリスタルやガラスビーズが豪快に使用され、また金属製のフレームを施し、反射する光の輝きを華やかさを演出できた。

 このように、シャンデリアは宮殿や城に飾られ、人々が心酔するほど光の演出で、富と繁栄を象徴し、数えきれない美しい夜を照らしてくれた。

 高貴なる女王-驚異的な光を放つ

 深紅のカーテン、アンティークグリーンの座席、眩しいシャンデリア。名高いオペラ歌手が歌う王立劇場。ここにあの凛々しく美しい女王が臨む。孤独の中で燦然と輝くダイヤモンドのように、暗闇の中でさえ輝く。彼女は生まれつき強者オーラを持つ存在で、その内なる光の輝きで人々を魅了する。

 思う存分に自分を愛しよう、なぜなら女王のように高貴な貴女は、驚異的な光が宿っている存在だから。

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