RARA IUVANT-珍しいものは人の心を楽しませる
薄い霧に囲まれる深緑の森、
あなたは彷徨う迷子の乙女。
子猫が鳴き、野兎が走り、リスがささやき、蝶々と小鳥が舞い上がる。
彷徨う迷子の乙女よ、
恐れず、怖がらず、
彼らはあなたの案内人。
ラテン語の言い伝えでは、RARA IUVANT、「珍しいものは人の心を楽しませる」
さあ、ようこそ、美と冒険のファンタジーの世界へ。
美と冒険の世界
突然の強風、目を開け、霧も森も消え、乙女は王女を救う勇者となった。勇者に成り立つ道は困難とスリルに満ちた険しい道だった。山を越え、川を越え、ドラゴンを倒し、やっと世界の果てにある王女の城へやってきた。白の鳩は祝福のオリーブの枝を運び、神もまた勇者のために希望の星を放した。威厳たる城は開かれたスクロールのごとく目の前に現れ、あなたの勝利への幕を開いてくれた。
長年閉ざされた城門が開かれ、やっとこの忘れられた場所、閉ざされた王女に自由を与えられると思いきや、巨大な城は空っぽだった。永遠と続く廊下で、勇者の足音しか聞こえなかった。満開のバラに満ちた庭園、珍味が積まれた台所、王座が置かれた議事堂、勇者はあちこち歩き回って、王女の姿を探していた。
やっと城の奥にある部屋から、微弱な光が見え、勇者はその半開きの扉を開けた。部屋に甘ったるいスイーツの芳香が漂い、薄いレースに覆われたシルクのベット、ロココスタイルの家具、淡いローズピンクと青磁のようなペールグリーンの壁紙、机の上に置かれた暖かい紅茶。ここは王女の部屋である。部屋の向こう側に大きな鏡が置かれ、勇者は何か神秘的な力に呼ばれたように、ゆっくりと鏡へ向かった。すると、映し出された姿が少しずつ、はっきりとなって来た。艶やかな髪、エレガントなシルエット、赤くて柔らかい頬っぺた、豪華なレースに覆われたドレス。丁寧に縫製されたレースに王家の家紋、巨大な城、火を放つドラゴン、聖なる白い鳩と神の星。ここに縫いこまれているのは王女の生い立ち、勇者の旅、あなたの冒険である。
真の勇者 真の王女
本当に救われたのがあなたであった。
あなたはあなた自身の勇者、あなたはあなたの姫
あなたは勇気と力の融合、あなたは高貴と美の化身
このドレスがあなたの旅、冒険、勇気そして美の印
どんな困難を目の前にしても、消せられないその内在の品質が、
この幻想に満ちるファンタジーの世界で謳歌できるよう、心から願う。
RARA IUVANT
珍しいものは人の心を楽しませる
さあ、ようこそ、美と冒険のファンタジーの世界へ
中世ヨーロッパ紋章とJuliette-et-Justineのロゴ
お城とドラゴン
RARA IUVANT:珍しいものは人の心を楽しませる