獣が人の衣をまとうのか。人が獣の気配を借りるのか。
- Collection -
受注予約*Âme en Miroir(JSK)
アム・オン・ミロワール
End of sale

魂か、器か。——その境界さえ衣装になる。
Nicolas de Larmessin II《Les Costumes grotesques et les métiers》の職能を衣装へ変える奇想に、
動物の銅版画を重ねた。
獣が人のふりをしているのか、
人が獣の気配を借りているのか——その鏡像関係を一枚のプリントに閉じ込めたドレス。
可愛らしさではなく、二重性を引き受ける人の美しさを際立たせる。
近づくほど版画の筆致と図像の反転が現れ、
華やかな人ではなく、意味を宿した人として残る。
装いに知性とわずかな不穏を添える一着。
スラブ糸の入った微光沢のシャンタンにプリント。
アイボリー×グリーンゴールドは銅版画の筆致を明るく浮かび上がらせ、
ブラック×パープルシルバーは重厚な本の装丁のように図像を沈める。
同じ鏡像を別の温度で読む二つの版。